屋外・水栓柱の蛇口劣化の水漏れの症状対策
目次
屋外・水栓柱のトラブル「蛇口劣化の水漏れ」の症状&状況例
植え木に水をあげる時や車の洗車を行う時など、屋外の水栓柱の蛇口を用意しておけば便利です。
一戸建て住宅やマンションの1階部分、物件によってはベランダに水栓柱の蛇口を設けている所もあります。
最近はマンションのベランダなどで家庭菜園を楽しむ人も増えており、ベランダ部分に水栓柱の蛇口を設けている物件も多くなっています。
また、ペットを飼育している場合など、マンション横などにペット用の足洗い場を設けている物件もあるなど、屋外の水栓柱の蛇口は色々な場所に設けられています。
マンションの場合は共用部分に水栓柱の蛇口が設けられているなどからも水漏れなどの時には管理人さんに相談する事で専門業者に修理を依頼して貰えますが、一戸建ての場合は自己所有の物件などからも自分達で水漏れの依頼をするなどが必要です。
屋外の水栓柱の蛇口からの水漏れは、蛇口劣化の水漏れが原因の場合やハンドルの中に入っているパッキンの劣化が水漏れの原因の場合などがあります。
普段ビニール製やゴム製のホースを繋いでいると水漏れが起きているのか否かの確認がしにくいのですが、蛇口に何も付けていない時、屋外の水栓柱の蛇口をしっかりと閉めていても、蛇口からポタポタ漏れて来るなどはパッキン劣化や蛇口劣化の水漏れです。
屋外の水栓柱からの水漏れサインとは・・・
水がポタポタ落ちているのが特徴で、屋外の水栓柱の蛇口から流れる水の量は少なくても、バケツなどを置いておけば数時間でバケツ一杯になる事もあります。
蛇口劣化の水漏れは修理をしない限りこのような水漏れが続くわけですから水道代が高くなってしまいますし、水の無駄遣いをし続ける事になります。
冬場などの時には植木に水をあげる事も少なくなるなどからも、屋外の水栓柱の蛇口からの水漏れが起きている事が分からないまま水を無駄に流し続けているケースもあります。
車の洗車と言っても頻繁に行うわけではありませんし、休みの時にマイカーをきれいに掃除しようとした時、使っていないはずの水栓からの水が漏れて水溜まりが出来ている事に気が付くケースもあります。
夏時期などの場合であれば、植木や家庭菜園に水をあげるなどで毎日夕方頃に利用する機会が多くあるので、日々の生活の中で屋外の水栓柱の蛇口からの水漏れを発見する機会も多くなります。
ちなみに、冬などで気温が0度を下回るとバケツの中に薄氷が張る事がありますが、蛇口からポタポタ落ちる水は0度を下回った時など早朝に凍っている事もあり、この時水漏れが起きている事を発見するケースもあります。
屋外の蛇口劣化の水漏れの修理方法・応急処置
屋外の水栓柱は一戸建て住宅、マンションの1階部分の専用庭などに設けられている水道です。
植木や家庭菜園などに水を上げる時、夏時期などは小さなお子さんのビニールプールへの給水などで活用する機会が多く、季節の中では夏時期に利用頻度が多くなるのではないでしょうか。
屋外の水栓柱は住居内の水栓金具と同じような構造で、主にハンドルを回して給水を行う構造になっています。
蛇口からの水漏れは住居内と違って利用する頻度が少なくなるため発見が遅れてしまうケースもあります。
庭で水をまこうとした時にホースの先から水が流れているのを見つけて水漏れが起こっている事を発見するケースも多いと言えましょう。
専門業者さんに依頼する前に・・・
水漏れが起きた時には専門の業者に相談すればすぐに対応して貰えますが、業者さんに依頼をすると部品の交換費用だけではなく出張費用や修理費用などが掛かる事になり、一度の修理で数千円もの費用を支払う必要があります。
水漏れが生じているので仕方なく支払いを行う人も多いかと思われますが、屋外の水栓柱と言っても住居内の水栓金具と同じですし、水漏れが起きているのが蛇口劣化の水漏れなどの場合は水栓金具を交換する、パッキンが原因でポタポタ水が漏れている時には新しいパッキンに交換すれば水漏れをストップさせる事が出来ます。
パッキンや水栓金具など購入する際は・・・
パッキンや水栓金具はネット通販店を利用して購入する方法もありますし、近くのホームセンターがあればお店に出掛ければ購入が出来ます。
水栓金具は色々な種類がありますが、現在利用している水栓柱に合うものを選びましょう。
どれが合うのか分からない時などは写真を撮影してお店の店員さんに相談すれば自宅の水栓柱に合う水栓金具を紹介してくれますし、交換方法などについても教えて貰えるなどのメリットもあります。
また、パッキンは1個数十円から100円前後の値段で購入が出来ます。
現在利用しているパッキンを取り外してお店に持ち込めば同じものを見つける事が出来ますし、店員さんにこれと同じものを探しているなど伝える事で同じ規格のパッキンを持って来てくれます。
水栓金具やパッキン交換は住居の元栓を閉じてから行う必要がありますが、元栓は住居内すべての通水をストップしてしまうため、元栓が閉じてある時にはトイレやキッチン、浴室や洗面所の蛇口からの水が流れなくなります。
水栓金具の中にはそれぞれの止水栓が設けてありますが、屋外の水栓柱の場合は止水栓がないため元栓を閉じての修理が必要です。
屋外の蛇口劣化の水漏れの予防方法
屋外にある水栓柱の蛇口劣化の水漏れはハンドルを閉めておいても蛇口から水が漏れてしまうトラブルです。
屋外での水利用が少ない時には長期間水漏れが生じてしまう事もあります。
家の中であれば毎日の生活の中で手を洗う時には洗面所、お風呂に入る時には浴室、料理を作る時にはキッチンなどそれぞれの水栓金具を使って給水を行うため、水漏れが起きていれば気が付きやすいわけです。
特に冬時期などは庭に水をまく事がない、植物に水をあげると言っても1週間に1度などの割合になるため外で水を汲むなどが少なくなる分、水が漏れていても分かりません。
ポタポタ落ちて来る水の量は少なくても、それが長期間続けばかなりの水量になりますし、今月の水道代が高くていろいろ調べたら屋外の水柱栓から水が漏れていたなどのケースもあるのではないでしょうか。
パッキンや水栓金具交換時期の目安とは・・・
屋外は室内とは異なり自然からの猛威を受ける場所です。
蛇口などからの水漏れやパイプの接続部分からの水漏れの多くはパッキンが劣化した事で起きるものですが、屋外の場合は自然の猛威などによりパッキンの劣化が室内よりも早まる可能性も高く、室内のパッキン寿命が15年前後した時には、10年などを目安にパッキン交換をしておくと安心です。
水栓金具自体の劣化の中には蛇口内部の金属摩耗などもあります。
金属が腐食などにより水の流れを作り出してしまう、ハンドルをきつく閉めていてもポタポタ落ちる事もあります。
金属摩耗が生じた時などは水栓金具自体の寿命でもあり、交換修理が必要になって来ます。
交換修理はコツを掴めば専門業者に依頼する事なく自分達で直す事が出来ますし、部品代だけで済むので安上がりなどのメリットもあります。
パッキンや水栓金具交換は元栓を閉めてから!
家の水道の元栓を閉めてから購入したパッキンを交換するためにハンドルを取り外す、水栓柱内部のパイプの接続部分に付いているナットを緩めると、接続箇所を分解出来て、その中に入っている劣化したパッキンを交換するなどで水漏れを直す事も可能です。
水栓金具自体を交換する時なども、水道の元栓を閉じてから、パイプと水栓金具が取り付けてある部分のナットをモンキーレンチで回して、ある程度緩んだ後は手で回転させながら外せば水栓金具とパイプを分解出来ます。
後は、分解する時と逆の手順で組み立てを行い、水道の元栓を開けてからハンドルを回して水漏れの確認などの流れで修理をする事が出来ます。
ちなみに、水漏れ修理は家の中だけではなく屋外の水栓も可能になるのでパッキン交換などにチャレンジしてみると良いでしょう。
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